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真・エゴイストのつぶやき 第0回

2013年03月25日 16:16

春は出逢いと別れの季節と言いますが、これまで何度か連載をして下さった、ほずみさんが、
池袋の真性SM倶楽部『エレガンス』様を卒業しました。
ですが、このブログは『真・エゴイストのつぶやき』として、書き続けて下さるそうです。これからもよろしくお願いします。
編集部。





「自由と隷属~対極の中の真実」

皆様、たいへん長らくご無沙汰しておりました。
諸々の事情があり、SMクラブという世界から突然離れる決意に至りました。
今回はその最大の理由をお話しましょう……。



初めて貴方に出会った時、今までと少し違うタイプの相手を選んだ自分に驚き、戸惑いました。
私がこれまで個人的に選んだ殿方は、皆、本当に私を大切にしてくださいました。
そして互いに自由であることを望み、干渉することをせずそれを許容してきました。
私がSMクラブという場にいても、別の殿方と関係していてもそれを許容してくれ、私もまた彼らを許容し、
それで満たされ、それ以上を望みませんでした。

でも貴方は違った。

「SMには興味ないし、その世界は理解できない」

そう言うけれど、その瞳は私が出会って、たった数名しか数えられない中の、
私の求めている強いS性を秘めた瞳です。
そして貴方のしている行為自体が既にノーマルの域を超えていることに気づいていますか?
関係が深くなるにつれ、貴方は自身の支配欲をむき出しにしてきました。
でもおそらくそれは……私も支配されることを望んだから……。
貴方はいつも言います。

「おまえ次第だ」

と。 

私はいつかここに書いたように、限りなく自由であることを求めてきました。
プレイにおいては強く隷属することを望みながら、私生活では何者にも束縛されない自由を求めてきました。
なのに今、私が自由であろうと望めば望むほど、それは貴方への隷属に変わり、
貴方からの束縛を受け入れることに変わってしまう……。
私は貴方が怖い。あまりにも互いに核なる処を共有し、貴方はその先を更に詠む力を持ちすぎているから。

傍から観れば「恋愛関係」と見せかけながら、
「俺とおまえは平等ではない」とはっきり口にした時の瞳は、本気でそう語っていました。
他の殿方の肌を、私は今求めていない。
むき出しにされる独占欲への恐怖と、貴方の支配を受けたいが故に。
自由を求めて辿り着いた場所が、すべてにおいて隷属の世界であること。

決して強要ではなく、すべてを私が自身で選択している。
自由と隷属とは、対極にあるものではないのでしょうか?
貴方が与えてくれた鍵と許し、大いなる愛を受け、私は今次の扉を開けてみようと決意しています。

今年はいつもより早く新しいすずらんの鉢植えを手にし、
去年から大事に見守ってきたすずらんが、今次々と新たな芽を出し始めました。
別名「君影草」……。


花になるならこの花に、人であるならこの花の如く
せめて誰かの影とならんことを、我は欲する


胸に秘めたエゴイストのつぶやきを吐き出す場を、長らくご無礼していたにも関わらず残しておいてくださり、
且つ再び与えてくださった三和出版の方々と、読んでくださった皆様へ、心より感謝いたします。


えごいすと
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