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マニア女性の手紙 02回

2013年04月09日 11:03

【私は、匂いに憑かれた女。でございます】  手紙・岡田まり子(仮名)

マニア倶楽部が隔月刊になって間もない頃『マニア女性からの手紙』と言うコーナーがありました。
写真はないのですが強いマニア性をもつ女性からのメールや手紙を紹介するコーナーです。
先日パソコンのデータ整理をしていたら、その連載データを発見したので読み返してみました。
それがとても面白い。なんだかもったいないので、ブログにアップしていきます。



はじめまして。私は、はたちの大学生です。某女子大文学部の日本文学科に在籍しています。
以前からマニア倶楽部の読者ですが、毎回買うことだけでも大変な思いをしています。
なぜなら、自分のことをカミングアウトできないでいるからです。
ですから、こうしてお便りすることはもちろん、男性とSM的な関係でお付き合いさせていただいたこともありません。

ですが、こういう「気持ち」というものは、
自分の意思で抑えることができるのには限界があるようなのです。
「気持ち」は大きくなっていくばかりです。
この「気持ち」を告白するのは初めてです。
友達とお話していて冗談めかして言ったこともありませんし、日記に書いたこともありません。
私は男性のニオイに惹かれてしまうのです。
しかも、「いいニオイ」ではありません。
「くさい」と一般には言われるニオイになのです。
小学校3年生のとき、ひとりの男の子が転校してきました。
その子の転校を期に席替えが行われて、私はその子のすぐ後ろの席になりました。
サッカーが得意な、色黒で逞しい体の男の子でした。
わりとおとなしめでお行儀がいいクラスのみんなとはまったく違ったタイプの子で、
私たちよりも年上な感じがする子でした。
でも、その子の足は独特のニオイがしたのです。

最初、私はその男の子に対して嫌っているふうな感じで接してしまいました。
惹かれていることを悟られたくないという気持ちがはたらいたのだと思います。
でも、じっさいにその男の子はちょっとずうずうしく、
私の机に腕を置くような感じで乱暴に座ったり、
汗だくなまま私の横を通ってその汗を飛び散らかせたり、
ほんとうにイヤな感じだったのです。
それだけではありません。脱いだ靴を私の机に乗せて私の消しゴムを中底に入れてしまったり、
靴を脱いだ臭い足先を私の鼻先に近づけたり、いろいろないやがらせをしたのです。
でも、じつは私はその男の子のことが気になりだしていました。
そして、いつのまにかその男の子がすごく好きになってしまいましたが、
気持ちを伝えることなどできずにいるうちに、
その子はまたよそに転校していってしまいました。
でも、その男の子が転校していってしまう少し前に、「いじわるしてごめん」という言葉をかけてくれたのです。

そのときはどうして急にそういう優しいことを言うのかわかりませんでした。
でも、ご両親から転校しなければならないことを告げられて、
さびしくて落ち込んでいたのかもしれません。
いずれにしても、彼は私の前からいなくなってしまったのです。
もっと彼の内面を推し量ってあげればよかったのにと思いました。
心をかよわせることができなかったことが悔やまれました。

しばらくはニオイについて忘れていましたが、
世の中に「性」「性行為」というものがあることを知った中学生のとき、
急に彼のことを思い出しました。
そして、それ以来、「朽ちた」「すえた」「腐った」ようなニオイに、
通常でない感情を自覚するようになりました。
校舎の下駄箱で、男子の上履きのニオイをかいだり、
スポーツ系の部活の男子が脱ぎ捨てた、
汗まみれのユニフォームやストッキングを鼻に押し当ててみたりしてしまいました。

でも、そんなことをしてしまう自分が恥ずかしく、
また、そんなことをしている姿を見られてしまったら、と思うと、とても憂鬱な気持ちになりました。
ニオイをかいでしまいたいという衝動と悔いる気持ちのあいだで揺れる日が続きました。
そんな私がどうしても自分のことを告白してしまいたいと思ったのは、
最近、テレビで若い女性のタレントさんたちが、
「私はニオイ・フェチ」という発言をして、
それぞれの性癖を話しているのをみてからです。

たとえば、これは私とは真逆の例ですが、
吉川ひなのさんは、三日くらいお風呂に入っていない自分の頭や腋のニオイをかがせるのが好きで、
それでも愛してくれる男性が好きと発言していました。
私がされたいことです。
辺見エミリさんは男の人の匂いが好きで、
お風呂に入ってしまったら魅力が半減すると言っていました。
耳の裏側のニオイが好きだという発言には、
いっしょに出演していた他の女性タレントのかたたちの何人かは同意していました。
また、安めぐみさんはお父さんの脱ぎたての靴下のニオイをかいだり、
中学生のときに好きな男の子の家の周りを、
ニオイをかぎながら一周したりしたこともある、と発言していました。
さらに、男性の手の甲の匂いをかいだだけで性格もわかるそうです。
それだけでも、
(ああ、私とおなじような人がいるんだ)
(テレビに出ているようなあんなきれいな人でもそんなことをしてるんだ)
という思いで気持ちが高鳴ってしまいました。

そんな思いを抱いているのは私だけで、私はとんでもない変態なんだ、と思い悩んでいたのです。
でも、愛犬のおしりに鼻をうずめてニオイをかぐのが大好きです。
という山口もえさんの発言にはさすがにカルチャーショックを受けたような感じがしました。
とはいっても、私はそのことが頭から離れずに、
好きな男性のanusを鼻に押しつけられて、
ニオイをかがされている自分を想像してしまったのです。
その想像は私のひそかな究極の願望になりました。
私は男性からニオイで支配されたいのです。
「ニオイで心と体を支配されたい」というイメージを抱いてしまうのは、
私自身が始原的で動物的な女である証という感じがして、ゾクゾクッとしてしまいます。

男性の体臭を身にまとわされていれば、会っていられない時間でも、
彼(ご主人様)を絶えず感じて入れるのです。
想像ですが、私は夏でもマスクをさせられています。
彼の汗が染みこんだもの、唾液が染みこんだもの、彼の精液が染みこんだもの、
彼のお小水が染みこんだもの、などを毎日つけさせられたいのです。
会ったときには、まず、鼻を舐められ、
素足の指のニオイをかがされて舐めさせられたいのです。
そして、洗っていない男性器をおしゃぶりさせられて、
そして、こころの底から泣きたいのです。
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