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女教師・屈辱のゲーム 5

2014年08月02日 03:47

左母次郎氏より、新しい絵物語をお送り頂きました。
数回に分けて紹介します。




「屈辱の露出ゲーム」第5話

「おい、これ見ろよ。女のパンツがあるぜ」

少し離れた所から声が聞こえてきた。猛の取り巻きの一人が紙袋に気づいたのだ。
妙子は青ざめた。猛たちは個室に閉じこもっている誰かへの関心を失い、そっちの方へ移動して行った。

「ここに掛けてあった袋に入ってたんだよ。スカートもブラジャーもみんな入ってる」

「これ、妙子先生が着てた服じゃねえか?」

猛が気づいた。

「じゃあ、先生はいま裸ってこと?」

思わずぎくりとする。

「先生、裸でなにやってんのかな」

「知らないよそんなの」

「これ、どうしよう。持ってく?」

「バカ、そのままにしとけよ。怒られるぞ」

猛にしてはまともな判断だ。妙子は胸をなで下ろした。その時、休み時間終了のチャイムが鳴った。

「行こうぜ」

「うん、すぐ行く」

女教師5
トイレの中はたちまち静かになった。
一時はどうなるかと思ったが、騒ぎにならずに済んだ。服も手の届くところにある。
ゲームには勝ったということだ。
だが妙子の胸に喜びの感情は湧いて来なかった。
誰にも見られなかったとは言え、男子トイレで全裸、その上垂れ流しというのは二度と思い出したくない体験だ。
体の震えが止まらない。

落ち着きを取り戻した妙子はのろのろと立ち上がった。
まずは体を綺麗にして、トイレを掃除しなくては。
見るとトイレットペーパーが空だ。隣の個室にあるだろうか。
ドアを開けると、蝶番がきしむ音がやけに大きく響いた。

一歩踏み出す。

トイレの奥の方に目をやると……。

「先生」

そこに猛が立っていた。

思わず悲鳴が出た。
慌てて口を手で覆う。体を見られないようにその場にしゃがみ込んだ。
「先生、これ探してんの?」
猛はニヤニヤ笑いながら、手に持った紙袋を指差して言った。
妙子はうずくまったまま石になったように動けなかった。
「トイレの中にいるの、先生だと思ったんだ。だけどさあ、こんな所で何やってんの?」
猛は妙子の体をじろじろと眺め回した。
そして、さっきまで彼女が隠れていた個室を覗き込んだ。
「うわ! 汚ねえ! これ、先生がやったの?」
鼻を摘みながら言う。 
「先生、何とか言いなよ。先生がやったんだろ」
妙子は目を固く閉じ、耳を塞いで小さく縮こまった。

私に構わないで……。だが猛の次の言葉に愕然とした。
「校長先生に聞いたんだけど、妙子先生はヘンタイなんだって?」
生徒にそんなことを!?
黒川は最初から妙子を手放すつもりなどなかったのだ。
ゲームなどと言っていたが、彼女を絶望の渕に突き落とし、更に残酷に弄ぶための仕掛けだったのに違いない。
「人にハダカを見られるとコーフンするヘンタイなんだって? 
自習だなんて言って、学校の中でハダカになって歩き回ってたんだって?
ねえ、オレに見られてうれしいでしょ? ウンコまでもらしちゃって」

猛は妙子と向かい合うようにしゃがみ込む。
「黙っててほしい?」
頷くしかなかった。
「じゃあ、黙っててあげるから、なんでも言うこと聞けよ。なんでもだぞ」
猛は満足そうににんまりと笑った。その目には、黒川と同じ残忍な光が宿っていた。




マニア誌ブログ編集部では、本作品の感想や叱咤激励、【左母次郎】さまへのファンレターなど随時お待ちしております。

また三和出版では、随時、新しい作品や投稿を募集しております。
過去記事でも書いたように、皆様のこだわりの作品をぜひお見せ下さい。
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